読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

何故かマルタへ島流し 

男大学院生が七ヶ月マルタに引きこもる話 一応留学

合理的な豚と共同生活

ハウスキーパーに何度も「気配を消して歩かないで!」と言われる。そんなつもりはない。厨二の心は残っているが、流石にキルアみたいなさむいことは言わない。

日本でも時々言われたな。いつの間にか後ろにいて怖い、みたいな。そこそこガタイいい男が後ろに突然現れたら怖いな確かに。

 

 

合理的な豚とは、別に悪口ではない。経済学用語の1つだ。ゲーム理論の言葉である。

 

ゲーム理論囚人のジレンマってやつで有名。2人の囚人がいて、どちらも自白したらお互い10年、自白しなかったら2年、片方自白したら自白した方だけ1年でもう片方は15年の刑期になるよってやつ。詳しくはググって。

 

 

合理的な豚ちゃんはお馬鹿な囚人よりも少々複雑。

 

豚は大と小の2匹がいる。

5個の餌が入った餌箱があり、それを開けるには離れた場所のボタンを押さないといけない。

そこまで行くには餌0.5個分のエネルギーを使う。

大は小より走るのも食べるのも早い。

というのが条件。

 

具体的な数字を出す。

 

両方走ったら、大は3個、小は2個の餌を食べられる。ただしどっちも走っているのでエネルギーは2.5個分と1.5個分になる。

 

両方走らなきゃ単純で、どっちも0のままだ。

 

大だけ走ったとき、小は3個、大は2個食べられる。ただし大は0.5引いて1.5個分のプラスだ。

 

小だけ走ったら、大が5個全部食べてしまう。小は-0.5個ということになる。

 

 

 

結論から言うと、豚が合理的ならば常に大だけが走ることになる。

 

考えてみたら絶対わかるので、なんでそうなるかは書かない。どうしてもわからない人はググるか、コメントとかで聞いてくれ。

あ、あと話し合ったらええやんけとかいう屁理屈やめてな。豚やから。豚は喋らへんから。そんなこともわからんとか言わんといてな。

 

ただ、早く走れて早く食べれる大の方が、小より少ない量しか食べられないというのがこの話のミソになる。

 

 

別に合理的な豚自体が大切なわけじゃない。共同生活をしてたらこういうのと似た状況に出くわすよって話だ。

 

昨日フライパンを新しく買った。

うちのフライパンはボロボロで、オルディージャにある数少ない欠点の1つだ。

なので、焦げつかずキレイで、軽いフライパンが欲しかった。

 

ここで皆に共同出資してもらえばいいと考える人もいるかもしれないが、男子寮ではあんまり料理しないやつも多いし、もうすぐ帰ってしまう奴もいる。そんな中、皆に出資を頼むのも申し訳ない話だ。

 

別に自費でフライパンを買ったからって何も損はしていない。他の人が得するだけだ。

今のフラットメイトは好きだし、特に悩むこともなく買った。

 

こういうところでうだうだ言うやつをケチくさいと言うのだろう。

まあ何が言いたいかというと、明日はおたまを買う。味噌汁が掬えない。

しばらく調理器具にお金を費やしそう。