君は「お茶漬けナショナリスト」か
三島由紀夫の名前を聞いたことのない日本人は少ないと思うが、お茶漬けナショナリストについてしらない人は多かろう。
お茶漬けナショナリストとは、海外行ってて帰ってきたらお茶漬け食って、やっぱり日本が一番だわーとか言うやつである。
これは三島由紀夫が言った言葉で、彼はこれを批判している。
自国が素晴らしいならば素晴らしいでいいし、他国がどうかはしらない。しかし、それを他国と比較していちいち自国を賞賛するのはやめいと言ってるのだ。
昔書店で、ドイツに住んでるけど何勝何敗かで日本の勝ち! みたいな本を見たときや、昨日ネットで日本はオワコンだとか他国と比べていってるイラストレーター? の漫画を読んで、そういう度に思い出した。
かくいう俺は案外日本をマルタと比べることは少ない気がする。
しかし、やはり時たま比較してしまう。
例えば今日、こっちで胡麻が手に入らないという話をした時、日本ならなあと思った。
こっちではその分日本にない食材もあるのに、そういうのには手を出せない分、レパートリーが減っていく。
まだまだ自分はお茶漬けナショナリストなのでしょう。