何故かマルタへ島流し 

男大学院生が七ヶ月マルタに引きこもる話 一応留学

最後の旅行おしまい

明日はもう、起きて空港行って帰るだけなので、実質今日が最後。

 

結局バル行ってばっかり。

朝起きて電車乗ってバル行って、買い物してバル行って、美術館行ってバル行って、王宮行ってバル。

 

 

もうしばらく酒はいいや。

明後日からまた学校とジムとアパートを行き来する日々。

もう友達も大分帰ったなあ。

退屈な日々になりそうだ。

プロサッカー選手に珈琲を奢ってもらう


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空港のWi-Fiでかろうじて写真貼れた。

 

最後に街歩きして、ボルトガル料理食って、エッグタルト食って。満喫したリスボン。15キロくらい歩いたな今日。

 

広場抜けるだけで売人に四回話しかけられたのは解せぬ。

 

空港に着いて、なんでかブラジル人と仲良く。

なんか飲もうぜって言われて(たかられんのかな……)と思い「金が無いんだ」と言ったら「奢る奢る!」

と。

 

も、申し訳ねえ……

嘘だったんだとも言いだせずに、奢ってもらう。

ビールでいいのにと言われたが、引け目もありエスプレッソを。

 

話を聞くと19歳で、プロサッカー選手で、二人の子供がいるらしい。

ジョーダンいいやつ……

 

携帯のバッテリーがないらしいので、せめてもの恩返しにモバイルバッテリーを貸す。

 

あとは少しだけマドリードにいて、最後の旅行おわり。

リスボン横断

西の方まで行ったり、山の上まで登ったり。地図もなしにリスボンをウロウロしていた。

 

街歩きが楽しい街は良い。

 

 

エッグタルト発祥の店に行ったり、英語メニューなんかない、定食屋みたいなお店に行ったり。

 

やっぱり観光客向けの小綺麗なレストランよりも、そういうところの方が好み。

それに何より安い!

ワインハーフボトルに料理二品、デザートまで食べて10ユーロ……

なんかおっちゃんに気に入られてまけてもらったし、端数。

英語全くわからん人やったから何言ってるか全くわからんかったけれど。

厨房からシェフまで出てきて、感想聞きに来て、肩バシバシやって帰っていった。

いやしかしうまかった。

魚介と野菜が海外でうまいのって何気に貴重よなあ。

昼の人参スープも、タコの炊き込みご飯もうまかったし。

 

明日でリスボン最後なんて……帰りたくない……マルタよりリスボンがいい……

奇妙な宮殿、ペーナ宮殿

ホテルのWi-Fiが弱すぎて画像が貼れない。

調べてもらえればわかるが、他のヨーロッパ諸国にある宮殿とは似ても似つかない宮殿だ。

はっきりいって、これを作ったやつが何を考えてるのか聞いてみたいレベルで。

 

内装もチグハグで、面白くはある。

正直面白いけど面白いだけというか。

いや、中は綺麗な部屋もあってええねんけど。

 

さらにバスで正真正銘最西端まで行った。

北大西洋を一望。もう地中海は飽きた。

 

今日はちょっと有名なポルトガルレストランに行ったのだけれど、期待はずれ。

別にポルトガル料理に洗練された味付けとかは求めてないんだよな俺は。まあ美味しくはあったけど、昨日の方が好みだった。

ここに陸終わり海始まる

何の本で読んだ言葉か忘れたが、ポルトガルを示す一節である。

 

ポルトガルというのはそもそも、ヨーロッパの中でも特殊な国だ。

 

多くの日本人にとって、名前は知っているがよく知らない国、程度の認識であろう。

 

ユーラシアの最西端、地中海に面さず、北大西洋を眺めるこの国は他のヨーロッパ諸国とはどこか違った文化を持つ。

例えば、ポルトガルはヨーロッパ一の米消費国であるとか、ヨーロッパには珍しく頻繁に蛸を食べるとか、どこか日本に近い風土を持つ国でもある。

 

これは元から近かったことに加えて、日本がポルトガルから大きく影響を受けていることにも端を発する。

 

種子島伝来以来、約500年近い交流のあるヨーロッパの国だ。無論、これは日本にとって最も交友の深く長いヨーロッパ国であることを示す。

 

天ぷらを始め、バッテラ、キャラメル、パン、金平糖、ボーロなんかはポルトガル、あるいはポルトガル語由来。天ぷらはそもそも九州の使節の勘違いが発端らしい。

 

 

ポルトガル料理は比較的あっさりしている。スープにはよく、青汁の材料として有名なケールが使われ、日本でいう棒鱈や蛸、コメを使い、魚と野菜メインで組み立てられる。

他の国に比べてバターなんかの消費量が少なく、違った趣きがある。

 

ヨーロッパでは一番来たかった国である。

しかし、日本からもマルタからも直行便はななく、労を要した。

それでも来ないわけには行かず、記念すべきヨーロッパ訪国10カ国目として、ここリスボンの土を踏んだ。

本当はポルトにも行きたかったのだが、時間や予算の関係で諦めた。無念極まりない。

 

明日からしばらくポルを推し続ける。

本場のアヒージョは美味い

スペイン料理といえば俺の中でアヒージョとパエリアが二大巨頭。

 

ただ、アヒージョってなかなかない。

なんでやろ。作り置きでけへんで面倒だからかな。

 


まあ食べたけど。

HOME

海老のアヒージョを。

何なんやろあれ。

家でアヒージョ作る時って、恥ずかしながら唐辛子とにんにく、オリーブオイルと塩だけの簡単料理くらいに思ってたんだけど、違った。

中華山椒に似たようなスパイスとかが使われてて、カバが速攻消える。

うまかった。

ここしかも安い。店員さん英語わかんないけど、英語メニューはある。

 

今日他に行ったのは

セキュリティチェックが必要です

ここに昼へ。日本人の人他にもいた。

少しだけ日本語喋れる店員さんも。

 

その後ダリ美術館行って
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ダリの厨二病くすぐる感じ好き。

 

 

Restaurant 4 Gats Barcelona cuina catalana i mediterrànea

4匹の猫へ。

ピカソやダリが若い頃溜まり場にしてたってお店。


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その後も教会行ったり世界遺産見たり。



あとこのお店でも飲んだ。立ち飲みで安い。サーモンとヨーグルトとトリュフと蜂蜜というわけわからん組み合わせのタパスが異様に美味い。

 セキュリティチェックが必要です

 

あー飲み過ぎ。頭痛い。

 

 

パエリアを食べに行け

まあそりゃ行きますけどね、サグラダ・ファミリアとか。

 

教会とか他のガウディ建築物とか公園とかも。

 

でもやっぱり一番はスペイン料理

 

パエリアですよね。


Restaurante Elche | Carta de entrantes, arroces, carnes, pescados y postres

行ったのはこちら。

地球の歩き方にも乗ってるらしく、店内には日本人もちらほら。

 

ここのは多分トマトソースとかは入ってない。塩がかなり強めかな。

カバがガブガブすすむ。

 

今日結局一人でカバを2本分くらいは飲んだな……

抑えなきゃ……